超短編小説『人生で大切なこと、みんな何だと思う?』第3.5話「夢を追いかける勇気」
新たな学期が始まり、
僕たちはそれぞれの夢に向かって努力する日々を送っていた。
春香は、自分の夢である料理の道を追い求めるために、
放課後に料理教室に通い始めた。
僕は、自分の夢である小説家になるために、
毎日文章を書く練習をしていた。
しかし、夢を追い求める道は決して平坦ではなかった。
僕たちは途中で何度も挫折を感じることがあった。
そんなとき、僕たちはお互いを励まし合い、
夢を追いかける勇気を持ち続けた。
ある日、春香が料理教室でつくった料理を僕に試食させてくれた。
その味は、まるでプロの料理人が作ったかのように美味しかった。
「春香、君の料理はすごく美味しいよ。きっと夢を叶えられる」と、
僕は春香に伝えた。
同じように、僕が書いた小説を春香に読んでもらったとき、
彼女は感動の涙を流してくれた。
「君の小説は心に響く。夢を追いかける勇気をくれる。
だから、どんな困難があっても諦めずに続けてね」
と春香は僕に言った。
僕たちはお互いの夢を応援し合い、困難を乗り越える勇気を与え合った。
そして、僕たちの努力が実を結び、春香は料理コンテストで入賞し、
僕の小説は文学賞を受賞することになった。
春香と僕はそれぞれの夢を追いかける中で、多くの困難にぶつかった。
春香は料理コンテストの準備で寝る間も惜しんで努力を続け、
僕も毎日の執筆を欠かさずに取り組んでいた。
時には、二人とも限界に近い状態に陥ってしまうこともあった。
しかし、そのような時にはお互いが励まし合い、支え合い、前を向いて歩いていくことができた。
春香は、
「あなたの小説は私たちの心を動かす力がある」
と僕に言ってくれた。
それは、僕にとって最高の褒め言葉だった。
そして、ついに大会の日がやってきた。
春香は自信を持って挑戦し、見事に入賞を果たした。
そして、僕の小説も多くの応募者の中から選ばれ、
文学賞を受賞することができた。
二人で喜びを分かち合い、感動に包まれた瞬間だった。
その後も、僕たちはお互いの夢を追いかけ、互いに刺激しあいながら、未来を見据えて歩んでいくことを誓った。春香との出会いが、僕の人生を変えた。僕は、夢を追いかける勇気を与えてくれた春香に、感謝の気持ちを忘れない。